チャートの中に、一本だけまっすぐ立ち上がる線があります。それは、価格の動きではなく、“構えが断面化された痕跡”として現れます。
垂直線は、時間軸に対してまっすぐに引かれます。そこには、何かが始まった、終わった、あるいは“構えが切り替わった”という気配が記録されています。
この線は、イベントの記録として使われることもあります。経済指標の発表、政策金利の決定、要人発言──それらは、構えの濃度が一気に変わる瞬間です。垂直線は、その“変化の断面”を視覚化するための記号です。
でも、垂直線はただの区切りではありません。そこには、構えの前と後が並んでいます。どちらが濃いか、どちらが揺れているか──それを読むことで、構えの温度が見えてきます。
今日、垂直線を引いただけの日。でもそれは、区切りの確認ではなく、“構えの断面”に触れた日でもありました。
垂直線は、時間の線ではなく、“構えが切り替わった痕跡”です。


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