FXを始めて2年目に入った頃、 「ここは上がりそう」「ここは下がりそう」 という予想は、ある程度の確率で当たるようになりました。
チャートの癖も分かってくるし、 反転ポイントもなんとなく読める。
そこで私は思いました。
予想どおりにトレードしたらどうなるのか?
自由トレードを始める
自分の予想がそこそこ当たるなら、 その予想に従ってトレードすれば もっと良い結果に近づくのではないか。
そう思って、専用のバインダーノートまで用意しました。
タイトルは 「自由トレード」。
- 予想
- エントリー理由
- 結果
- 反省
これらを記録していけば、 自分の癖も見えて、 最終的には“勝ちパターン”にたどり着けるだろう。
本気でそう信じていました。
自由トレードは、1日で終わった
自由トレードは、初日で終わりました。
正確には── 1日ももちませんでした。
予想どおりに動いた場面の方が多かったのに、 トレードの収支はどんどんマイナスになっていきました。
「エントリー後の工夫でなんとかなる」 そんなレベルの話ではありませんでした。
やってみてすぐに分かりました。 このやり方では勝てない。
途中でギブアップしました。 バインダーノートの1ページの半分も埋まらないまま、 自由トレードは終了しました。
予想だけでトレードするのは、構造として破綻していた
このとき初めて気づきました。
予想が当たるかどうかと、利益が残るかどうかは別問題。
予想が当たっても負ける理由はシンプルで、
- 当たったときの利益は小さい
- 外れたときの損失は大きい
- 予想に縛られて損切りが遅れる
- 予想を守るためにチャートが見えなくなる
つまり、
予想は当たるのに、期待値がマイナスのまま。
これが自由トレードが破綻した理由でした。
予想は誰でもできる
お恥ずかしながら、 「ここで上」「ここで下」と予想できるのは、 自分だけの固有スキルだと思っていた時期がありました。 それが勘違いだったと気づくまで、何年もかかりました。
SNSを見れば分かります。 「最高値を抜けたら上」なんて予想は、誰でも言っています。 そして実際、その通りになることも多い。
でも── その場でエントリーして、最終的に勝てるのか? と考えると、話はまったく別です。
予想が当たることと、 その予想で勝てることは一致しない。 私は、この方法を繰り返えすことは、負けにつながると確信しました。
予想の先の戦略が必要
「予想 → 即エントリー」 この流れが破綻していました。
本当に必要だったのは、 予想の“先”にある戦略でした。
- 抜けたあとにプルバックを待つ
- 押し目・戻り目を確認する
- ローソク足の形を見る
- ボラティリティを確認する
- 直近の高安を基準にする
一般的にこういうことがよく言われていますが、 これは単なる“テクニック”ではなく、 予想を期待値のある行動に変えるための戦略だったんです。
予想は入口でしかなく、 そこから先に 期待値を上げる工程 が必要でした。
自由トレードで気づいたこと
自由トレードをやってみて分かったのは、 予想が悪いのではなく、
予想“だけ”で入ると、構造として勝てない。
ということでした。
予想は当たる。 でも、予想だけでは勝てない。
まとめ

- 予想は簡単
- 予想は当たる
- でも予想だけでは勝てない
- 予想の先の戦略が必要
- 自由トレードは1日で破綻した
- 予想トレードは構造として負ける
この経験は、 私にとって大きな気づきになりました。




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