チャートの並びも、波形も、時間軸も整っていた。 エントリーの理由も、撤退の判断も──語れるほどには濃かった。 シリーズの流れに組み込めば、語尾として成立するほどの記録だった。
なのに、語らなかった。
読者が読めば、理解できると思った。 読者が読めば、語ってしまうと思った。
それが怖かった。
構成が整っていたからこそ、語りたくなくなった。 語れば、意味になる。 語れば、語尾として届いてしまう。 でも語りたかったのは、“語られることを拒否した構成”だった。
今日は、語らなかった記録を語らずに残した日。 構成が語れる形で整っていた。 でも、それが語られすぎる予感だけで沈黙してしまった。
語れる構成を、語りたくなかった記録。 読者が語るはずだった語尾を──渡さなかった日。
(語尾が読者に向かいそうだった記録)
🔗次回予告|「感情が判断を超えた日」
語られてしまうはずの構成が、感情に押し戻されて語尾不成立になった日へ続きます。 判断に触れたくなかった記録が、感情の側から立ち上がります🧠


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