「崎陽軒 シウマイ弁当」は、 1954年に誕生した横浜発の駅弁で、 “王道”という語感を、 俵型ご飯と昔ながらのシウマイに閉じ込めた設計です。
容器の中には、 ・シウマイ(5個) ・鮪の漬け焼き ・かまぼこ ・玉子焼き ・筍煮 ・あんず ・切り昆布と千切り生姜の煮物 など、28品目のこだわりが詰め込まれています。
“シウマイ”という表記は、 “シュウマイ”ではなく“シウマイ”とすることで、 昭和の語感を残しつつ、 横浜の記憶を呼び起こす揺らぎを持っています。
俵型ご飯には黒胡麻がふられ、 箸休めのあんずが、 甘みと酸味の余白を添えています。 この“余白”が、 弁当全体の語感を引き締める設計になっています。
駅構内や百貨店、崎陽軒直営店などで購入でき、 “どこで買うか”という選択体験も、 この弁当の語感の一部です。
崎陽軒 シウマイ弁当は、 ただの駅弁ではなく、 “王道”という語感を、 昭和・横浜・味覚の記憶で構造化した、 静かな設計装置なのかもしれません。

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