FXの取引画面には、見えないものがいくつもあります。スプレッド、約定力、レートの滑り──それらの裏には、カバー先という構えが静かに潜んでいます。
カバー先とは、FX会社が注文を流す相手のことです。銀行や証券会社、流動性プロバイダー。その名前は表に出ることは少なく、構えの裏側にだけ記録されています。
トレーダーが買ったとき、FX会社はその注文をどこかに流します。売ったときも同じです。その流れが、カバー先という構えを通じて成立します。
でも、すべての注文が流れるわけではありません。一部は社内で相殺され、残りだけが外に出ていきます。つまり、カバー先は“構えの選択”でもあります。
今日、カバー先という言葉に触れた日。でもそれは、取引の仕組みではなく、“構えの裏側に潜む気配”に気づいた日でもありました。
カバー先は、取引相手ではなく、“構えの裏側に記録された痕跡”です。

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