本記事(記事カラム)には広告が含まれています。

劇薬の“劇”が、演劇の“劇”と同じ字だという驚きは、言葉が持つ二つの顔を思い出させる

人気ブログランキングテキスト
パーティクル
記事内に広告が含まれています。
人気ブログランキングテキスト

劇薬という言葉を見たとき、まず浮かぶのは「強い」「急激」「注意が必要」という印象です。ところが同じ字が、演劇の「劇」にも使われている。舞台の上で物語が動き、感情が揺れ、光と影が交差するあの“劇”と、薬の取り扱いに注意を促す“劇”が、同じ形をしているという事実には、どこか不思議な響きがあります。

演劇の「劇」は、物語の転換や感情の高まりを示す字。人の心を揺らすための表現の器として使われてきた。一方で劇薬の「劇」は、作用の強さや急激さを示し、扱い方に境界線を引くための警告として置かれている。どちらも“強い変化”を含んでいるけれど、その強さの向かう先がまったく違う。

同じ字が、舞台の上では感情を動かし、医療の場では注意を促す。意味が離れているようで、どちらも「急に動く」「大きく変わる」という根っこを共有している。だからこそ、劇薬という言葉に触れたとき、演劇の劇を思い出すと、言葉が持つ広がりに少し驚かされる。

劇という字は、 人の心を揺らす場面にも、 人の身を守るための注意にも使われる。 その振れ幅の大きさが、 日本語の静かな面白さなのだと思います。

人気ブログランキング ブログパーツ

もしも


人気ブログランキングバナー

人気ブログランキング

人気ブログランキングテキスト