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「参酌すべき基準」という表現に立ち止まった日の記録

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通知文の一文に「この条例は、参酌すべき基準を踏まえ制定されました」と記載されていました。

その中の「参酌」という漢字を目にした瞬間、ぱっと見て読むことができませんでした。「さんしゃく」と読むそうですが、知識があれば読めるのかもしれません。ただ、生活者としてこの漢字に触れる機会はあまりないように感じます。

「参」という字は「参加」や「参照」などで馴染みがありますが、「酌」は「晩酌」や「酌み交わす」といった場面でしか想像がつかず、お酒を注ぐ動作の印象が強く残っています。そのため、「基準」と並べられていることに違和感を覚えました。

制度の中での「参酌」は、“よく参照して検討する”という意味で使われているのでしょう。しかし「酌」という字には、制度や検討という響きよりも、柔らかさや人と人との情緒的な場面が連想されます。

つまり、「参酌すべき基準」という表現は、制度ラベルとしては精密なのかもしれません。でも、生活者としてはまず読めなかった漢字として立ち止まり、構造を理解する以前に、語そのものに戸惑いを覚えた日だったと記録しておきたいと思います。

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