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LIBOR──“構えの基準”として機能していた記号です

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LIBORという言葉に触れたとき、金利の話だと思うかもしれません。でもそれは、数字の話ではなく、“構えの基準”をどう定めるかという問いでもあります。

ロンドン市場で、銀行同士が資金を貸し借りするときに提示される金利。それがLIBORです。複数の銀行が「このくらいなら貸してもいい」と思う水準を出し合い、その平均値が毎日決められていました。

その金利は、ローンや債券、デリバティブなど、さまざまな金融商品の“基準”として使われていました。つまり、LIBORは「この構えなら納得できる」という合意の痕跡でもあります。

でも、その構えは揺らぎました。2012年、不正操作が発覚し、LIBORの信頼性が崩れました。構えの基準が操作されていたという事実は、数字の問題ではなく、“納得の温度”が壊れたという記録です。

そして、2023年6月末。LIBORは完全に公表停止となりました。構えの基準が消えた日。それは、金利の終わりではなく、“構えの再設計”が始まった日でもあります。

今日、LIBORという言葉を見ただけの日。でもそれは、金利の確認ではなく、“構えの基準が揺れた記号”に触れた日でもありました。

LIBORは、金利の名前ではなく、“納得の構えを記録する記号”です。

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