「チキン食べたいな」と言ったとき、 それはただの食欲のはずでした。 でも、誰かが笑いながら「チキンって、臆病者って意味もあるよね」と返してきて、 その瞬間、言葉の温度が少しだけ変わった気がしました。
チキン(chicken)には、二つの意味があります。 ひとつは、鶏肉。 もうひとつは、臆病者。
英語圏では、挑発の言葉として「Don’t be a chicken」と言うこともあります。 “逃げるな”“ビビるな”というニュアンスで、 その言葉には、どこか軽い侮蔑の気配が混じっています。
でも、鶏は本当に臆病なのでしょうか。 闘鶏に使われるほど、攻撃的な一面もあると聞きます。 それなのに、なぜ“チキン=腰抜け”になったのか。 その構図に、少しだけ違和感が残りました。
今日は、「チキン」という言葉に、 食材としての温かさよりも、 記号としての冷たさが先に立ってしまった日です。
鶏肉を食べたいと言っただけなのに、 臆病者のラベルがちらついた記録です。



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