アレルギーという言葉には、 身体がある物質に対して 少し過敏に反応してしまう、 そんな静かな違和感のような印象があります。
花粉で鼻がむずむずしたり、 食べ物で皮膚が赤くなったり、 身体が「これは苦手です」と そっと伝えてくる反応です。
一方でアナフィラキシーは、 その延長ではなく、 身体が一気に驚きすぎてしまう 別の段階の反応です。
呼吸が苦しくなったり、 血圧が急に下がったり、 身体の中で警報が一斉に鳴り始めます。
アレルギーが “身体の違和感” だとすれば、 アナフィラキシーは “身体の防御が暴走する瞬間” です。
同じ仕組みから生まれていても、 その強さと速度がまったく違います。
身体はいつも外の世界と対話しています。 その対話が少し乱れるとアレルギーになり、 大きく崩れるとアナフィラキシーになります。
違いは反応の強さだけではなく、 身体がどれだけ急いで 自分を守ろうとしたかというところにあります。

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