電磁気学とは、電気と磁気の関係性を扱う物理学の一分野です。 でも私は、この学問にどこか“詩的な構造”を感じています。 目に見えない力が、空間を満たし、物質を動かす。 その振る舞いを数式で記述することは、世界の“見えなさ”に輪郭を与える行為なのかもしれません。
たとえば、マクスウェル方程式。 電場と磁場の変化が、波として空間を伝わることを示すこの式は、 物理の中でも特に“構造が美しい”とされるものです。 でもその美しさは、単なる数学的整合性ではなく、 「見えないものを見えるようにする」設計思想にあるように思えます。
電磁気学は、制度設計にも似ています。 目に見えない力を、測定し、制御し、応用する。 それは、空気の流れを設計することにも通じるし、 UXの中で“感じられるけれど説明しにくい”体験を整えることにも似ています。
電磁気は、日常の中に満ちています。 スマートフォンの通信、電子レンジの加熱、電車のモーター。 でもその存在は、ほとんど意識されない。 だからこそ、電磁気学は“制度の裏側”を支える学問なのかもしれません。
そして私は、電磁気学の中に、 「見えないものをどう扱うか」という問いの余白を感じています。 それは、詩であり、設計であり、揺らぎでもあるのです。


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