りそな銀行と埼玉りそな銀行。 名前はよく似ていて、看板の色も同じ緑なのに、 二つの銀行には静かな境界があります。 それは、はっきりと分かれているようで、 日常の中ではゆるやかに溶け合っている境界です。
りそな銀行は、都市を中心に広がる大きな銀行です。 東京や大阪の街に馴染み、 ビジネスの流れの中で静かに根を張っています。 一方で埼玉りそな銀行は、 埼玉という地域に深く寄り添うように存在しています。 地域の生活に近く、 日々の用事を支える“地元の銀行”の気配があります。
どちらも同じグループに属し、 ATMの色も、アプリの雰囲気も似ています。 けれど、扱う地域や役割が少しだけ違うことで、 二つの銀行は別々の呼吸をしているように感じます。 都市の広がりを支えるりそな銀行と、 地域の生活に寄り添う埼玉りそな銀行。 その違いは、機能の差というより、 “立っている場所”の違いなのかもしれません。
街を歩いていて、 緑色の看板を見つけたとき、 そこがりそななのか埼玉りそななのかを確かめると、 その土地の空気が少しだけ見えてくる気がします。 同じ色の中にある静かな境界。 その揺らぎが、この二つの銀行の特徴なのだと思います。

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