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XHTML──閉じることで整う、語感の構造

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XHTMLという名前には、構造を整えたいという願いが込められているように感じます。 HTMLの自由なタグ使いに、XMLの厳密なルールを重ねることで、 「閉じ忘れ」や「属性の裸化」を許さない設計が生まれました。

それは、語感で言えば「整形式」という納得感。 でも同時に、「揺らぎを許さない」という硬直性も含んでいます。

HTMLは、開いても閉じなくても動く。 XHTMLは、開いたら必ず閉じる。 その違いは、構造の話であり、語感の話でもあります。

XHTMLでは、

  • タグはすべて小文字
  • 属性値は必ず引用符で囲む
  • 空要素には / を添える
  • 文書の先頭には DOCTYPE を置く

それらは、語感の粒度を極限まで整えた設計とも言えます。

一時期、「これからはXHTMLの時代」と言われていました。 でも今は、HTML5が主流です。 それは、揺らぎを許す構造への回帰でもあります。

XHTMLが示したのは、 「整えることの美しさ」と「整えすぎることの窮屈さ」。 SafeUX的に言えば、 納得感と自由のバランスを問い直す設計思想だったのかもしれません。

XHTMLという名前は、 技術仕様であると同時に、語感の記憶でもあります。 閉じることで整う。 でも、閉じすぎると、跳ねなくなる。

その揺らぎの中に、 語感UXの設計思想が、静かに残っているような気がします。

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