最初は、ただの帯にしか見えませんでした。 移動平均線の上下に広がる、±1σ、±2σ、±3σのライン。 それが「ボリンジャーバンド」だと教わったとき、 自分は“価格のばらつき”を測るためのものだと思っていました。
でもある日、その帯が“誰かの揺らぎの記録”に見えた瞬間がありました。 この拡大って、「まだ動くかも」と思った人がいた痕跡かもしれない。 この収縮って、「そろそろ止まるかも」と感じた人の構えかもしれない。
ボリンジャーバンドは、統計的には標準偏差をもとにした帯です。 でも実際には、「判断がばらついた時間」や「構えが収束した瞬間」が チャートに可視化されたもののように感じます。
今、自分もボリンジャーバンドを見ています。 でもそれは、価格のばらつきではなく、 “誰かの揺らぎ”を受け止めるための時間です。
今日は、帯を見ただけの日。 でも少しだけ、自分の“構え未満”が反応した日でもありました。


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