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終わらないナンピン研究──“正しさ”ではなく“向き合い方”の記録

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ナンピンについて考えるとき、 私はいつも「研究が終わらない」という感覚に戻ってきます。 勝つときもあれば、崩れるときもある。 理屈が通る日もあれば、まったく通らない日もある。 その揺れの中で、ナンピンは何度向き合っても “結論にたどり着かない手法”のように見えます。

ナンピンは、正しいか間違っているかで語られがちです。 でも実際には、 “どんな心で使うか”の方がずっと大きいと感じます。 焦りの中で重ねれば破綻に近づき、 静かな構えで重ねれば、 ただの分割エントリーに近づいていく。 同じ行為でも、心の角度で意味が変わります。

研究が終わらない理由は、 相場が変わるからではありません。 自分の心が毎日少しずつ違うからです。 昨日は耐えられた含み損が、 今日は重く感じることがある。 その揺れが、ナンピンの成否を静かに左右します。

私は、ナンピンを肯定したいわけでも、否定したいわけでもありません。 ただ、ナンピンに向き合うときの自分の“揺れ方”を 観察し続けているだけです。 どこで重ね、どこで止め、どこで諦めるのか。 その判断の一つひとつに、 自分の癖が静かに現れています。

終わらない研究というのは、 答えがないということではなく、 “自分が変わり続ける”というだけの話なのだと思います。 今日は、その変化を少しだけ思い出した日。 そして、自分の“構え未満”がまたひとつ反応した日でもありました。

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