東京時間の相場には、 ほかの時間帯とは少し違う、 独特の静けさがあります。 大きく動くわけではないのに、 どこか緊張感のある空気が流れています。
東京時間は、 アジア市場が中心となる時間帯です。 欧州や米国のような大きな資金が動くわけではなく、 流れは穏やかで、 値幅も控えめになることが多いです。 そのため、 “静かな助走”のような時間に感じられます。
ただ、静かだからといって、 何も起きていないわけではありません。
日本勢のフロー、 アジアの株式市場の動き、 仲値に向けた調整。 そうした小さな力が重なり合い、 ゆっくりとした方向性を作っていきます。
東京時間の特徴は、 “動かない”のではなく、 “ゆっくり動く”ことにあります。 そのゆっくりとした流れの中で、 欧州時間に向けての布石が 静かに積み上がっていきます。
そして、 欧州勢が入ってくる頃になると、 東京時間で作られた小さな傾きが、 一気に大きな流れへと変わることがあります。 その瞬間に、 東京時間の意味がふと見えてくるのです。
結局のところ、 東京時間とは、 相場の“朝の表情”のようなものなのだと思います。 静かで、控えめで、 けれど確かに次の動きへつながっている。
今日はその静かな特徴を ひとつ置いておきます。

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