でんぷんの正式な漢字表記は 澱粉 です。 「澱」は常用漢字ではないため、一般向けには「でん粉」や「デンプン」が使われていますが、学術的には今も「澱粉」が用いられています。
澱粉という語は、江戸時代の蘭学者・宇田川榕菴が、オランダ語の zetmeel(沈殿する粉)を訳す際に考案したものとされています。 「澱」は“よどむ・沈殿する”という意味を持ち、でんぷんが水に溶けず沈む性質を表しています。
澱粉は植物が光合成で作る多糖類で、白色で無味無臭の粉末です。 冷水には溶けず沈殿し、加熱すると糊状になる性質を持ち、食品や工業用途で広く利用されています。
静かにまとめると、でんぷんの漢字「澱粉」は、 その性質を正確に表した歴史ある表記であり、 現在は常用漢字の制約から一般表記が変わっているだけです。

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