思いがけずお金をもらうことがあります。 返さなくていいと言われたとき、その軽さに少し戸惑うこともあります。 働いたわけでも、売ったわけでもない。 けれど、確かに手元に残る価値がある。 その曖昧さを、会計の世界では「雑収入」という名前でそっと受け止めています。
雑収入という言葉には、どこか余白があります。 本業でも副業でもない、けれど無視するには小さくない。 そんな“居場所の定まらないお金”を、ひとまずここに置いておく。 仕分けという作業は、ただ数字を動かすだけではなく、 お金の性質を静かに見極めて、適切な棚にそっと戻していく行為なのだと思います。
ただでもらったお金は、理由がはっきりしていないことが多い。 お礼かもしれないし、気まぐれかもしれないし、 誰かの「これ、使ってよ」という優しさの形かもしれません。 その曖昧さを無理に分類しようとせず、 「雑収入」という柔らかい箱に入れておくことで、 生活の流れが少しだけ整う気がします。
仕分けは冷たい作業に見えるけれど、 実はとても人間的です。 お金がどこから来て、どこへ向かうのかを静かに確かめることで、 自分の生活の輪郭が少しだけはっきりする。 ただでもらったお金を雑収入に置くという行為は、 その曖昧さごと受け入れて、今日の自分の一部にしていく作業なのかもしれません。


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