セマンティックという言葉を聞いたとき、 意味を説明しようとすると、すぐに語が硬くなる。 でも、設計の中でこの言葉に触れるとき、 それは「意味」よりも「気配」に近いものとして立ち上がってくる。
タグを選ぶとき、 divではなくsectionを使う。 それは、構造を整えるためかもしれないし、 語感を揃えるためかもしれない。 でも、どちらにしても「意味を伝える」ことが目的ではない。 むしろ、「意味があるように見える」ことが、 選択体験の中で重要になることがある。
セマンティックという語は、 設計者の手元では、まだ定義されていない。 それは、タグの選び方に現れるかもしれないし、 クラス名の命名ににじむかもしれない。 語感UX的に言えば、 セマンティックとは「語らないことで伝える」設計の気配。
意味を与える前に、 意味があるように見せる。 その揺らぎの中に、 セマンティックという語の跳ね方があるのかもしれません。


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