価格が上下に揺れながら、 どちらにも決めきれず、 ただその場にとどまり続けることがあります。
それは、 買いたい人と売りたい人が、 ちょうど釣り合っているような時間。
上にも行けず、 下にも落ちず、 ただ、持ち合う。
その状態に、名前がついています。 持ち合い── でもそれは、停滞ではなく、 “ためらいの濃度”が高まっている時間かもしれません。
誰かが待っている。 誰かが見送っている。 誰かが、まだ決めていない。
その“まだ”が、 チャートの中に滲んでいるように見えることがあります。
今日の動きも、 何度か上下を試したあと、 静かにその場にとどまりました。
持ち合いになることもある。 それは、動かないことが、 次の動きの準備になっている時間なのかもしれません。

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