地域密着型通所介護には、 「定員18人以下」 という静かな決まりがある。
この数字は、 ただの制度上の上限ではなく、 “関係が保てる限界値” として置かれている。
18人という規模だと、 職員は利用者一人ひとりの ・表情 ・歩き方 ・声のトーン ・その日の気分 に自然と気づける。
大きすぎず、 小さすぎず、 “人の変化が見える範囲”。
もしこれが30人、40人になれば、 どうしても「気づけない変化」が増えてしまう。 介護は作業ではなく、 生活のリズムに寄り添う仕事だからこそ、 人数の上限がそのまま質につながる。
地域密着型という言葉は、 「地域のために」ではなく、 「地域の人の生活に、無理なく入り込める規模」 という意味でもある。
18人という数字は、 効率ではなく、 人との距離を守るための数字。
この人数だからこそ、 介護が“ケア”として成立し、 その人の生活がゆっくりと続いていく。


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