地域密着型通所介護。 18人という小さな世界の中で、 看護職員はいつも“生活と医療のあいだ”に立っている。
病院ほど構えず、 でも家庭ほど無防備でもなく、 その中間の温度で利用者の体調を見守る。
看護職員の仕事は、 血圧や体温を測ることだけではない。
・今日は顔色が少し白い ・いつもより声が小さい ・歩くときのバランスが違う ・薬の飲み方が変わっている
そんな“生活の中の小さな変化”を拾い上げること。 医療の知識を持ちながら、 生活のリズムに寄り添う視点を失わないこと。
地域密着型という言葉は、 「地域のために働く」ではなく、 「地域の人の“いつもの感じ”を守る」 という静かな姿勢のことなのかもしれない。
18人という規模だからこそ、 看護職員は利用者一人ひとりの “その日の物語”に気づける。
看護というより、 見守りに近い。 医療というより、 生活の延長にあるケア。
地域密着型通所介護の看護職員は、 医療の専門性を、生活の温度に溶かす人 なのだと思う。

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