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検察審査会──民意が届く場所に、届かない語感があった日

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「不起訴処分の妥当性を、国民が審査する」 検察審査会は、そのような制度でございます。 選挙権を持つ市民の中から無作為に選ばれた11人が、 検察官の判断に対して「それは妥当だったのかどうか」を問い直します。 制度としては、民意の反映を目的としております。 しかし、語感としては、少しだけ距離を感じます。

審査員はくじによって選ばれます。 審査は非公開で行われます。 議決には8人以上の賛成が必要です。 そして、起訴すべきと判断された場合には、強制的に裁判が始まります。 制度としては整っておりますが、 その整い方が、どこか“届かない”印象を残すように感じられます。

検察審査会は、 「検察官の判断が絶対ではない」というメッセージを含んでおります。 しかし、そのメッセージは制度の奥に沈んでいて、語られる機会が少ないように思われます。

本日、検察審査会について調べてみて、 「民意が届く場所に、届かない語感がある」ということに気づきました。 それは、制度の説明だけでは埋まらない違和感でございます。 語れるほどではないけれど、 記録として残しておきたいと思った一日でした。

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