ARP(Address Resolution Protocol 読み方:アープ)とは
アドレス(IP)を解決するためのプロトコル です。
具体的には、
IPアドレス → MACアドレス を調べる仕組み
これが ARP の本質です。
なぜ ARP が必要なのか?
ネットワークの通信は、階層構造で動いています。
- IPアドレス:ネットワーク上の住所
- MACアドレス:機器そのものの番号
データを送るとき、最終的には MACアドレス を使って届けます。
しかし、送信元は最初 IPアドレスしか知らない ことが多い。
そこで ARP がこう動きます。
「この IP の MACアドレスを知っている人、返事して!」
とネットワーク全体に問い合わせます。
ARPの動き
ARP の動作はたった2ステップです。
① ARPリクエスト
「192.168.1.10 の MAC を知ってる人いますか?」 とネットワーク全体に放送(ブロードキャスト)する。
② ARPレスポンス
該当する機器が 「それ私です。MAC は AA:BB:CC:12:34:56 です」 と返事する。
これで送信元は MACアドレスを知り、通信が可能になります。
ARPテーブルとは?
一度調べた MACアドレスは、 OS が ARPテーブル というメモ帳に保存します。
これにより、
- 毎回問い合わせなくてよい
- 通信が速くなる
というメリットがあります。
ARPはどこで使われているの?
ARP は、次のような“近距離の通信”で必ず使われます。
- 家のWi-Fi
- 会社のLAN
- 同じルーターにつながるPC同士
- スマホとルーターの通信
つまり、 インターネット通信の最初の一歩を支える仕組み です。
まとめ

- ARP は Address Resolution Protocol
- 役割は IP → MAC の変換
- ネットワーク内で「このIPのMACは誰?」と聞く
- 返事をもらって通信が成立する
- ARPテーブルで結果を保存して効率化
- インターネット通信の“最初の一歩”を支える重要な仕組み



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