相場には、 ときどき“熱”が一気に吹き上がる瞬間があります。 買いが買いを呼び、 勢いが勢いを連れてきて、 チャートがまるで軽くなったように上へ伸びていく。 その極まった状態を、 バイイングクライマックスと呼びます。
バイイングクライマックスは、 ただの上昇ではありません。 上昇の最後に起きる、 “過熱”のようなものです。
- どこまでも上がりそうに見える
- 乗り遅れたくない人が飛びつく
- それを見てさらに買いが集まる
- 価格が急激に伸びる
その裏側では、 静かに売り手が準備をしています。 上がりきったところで、 大きな手がそっと売りを入れる。 すると、 あれほど強かった上昇が、 まるで糸が切れたように止まります。
バイイングクライマックスとは、 “上昇の終わりに起きる最後の花火”のようなものです。 派手で、 強くて、 一瞬だけ美しい。 けれど、その後には静かな反転が待っています。
相場はいつも、 熱が冷めたところから本当の動きを始めます。 バイイングクライマックスは、 その熱のピークを知らせるサインなのだと思います。
今日はその静かな現象を ひとつ置いておきます。


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