「鉛筆で投票すると消される」──そんな話はもう何度も聞いてきました。 でも私は、これはただのデマだと思っています。 制度でちゃんと防がれているし、仕組みとしての問題ではありません。
だからといって、安心していいとも思っていません。 むしろ、「鉛筆が危ない」といった話題ばかりが広がることで── もっと重要な問題が見えなくなっているのではないか?と感じています。
あまり語られない“本当に危うい部分”
選挙制度は、多くの工程が積み重なって成り立っています。 ですが、実は次のような点こそが、慎重な検証や見直しが必要な部分だと思われます。
- 開票時の票数ズレや集計ミス
- 無効票の判定基準が曖昧なまま処理されること
- 有権者リストの管理ミス(二重登録や除外ミス)
- 投票所・開票所における監視体制が十分でないケース
- 集計・保存されたデータの検証が一般に十分開示されないこと
これらは鉛筆よりもはるかに本質的なリスクであり、今後の選挙制度において十分な対応が必要な部分です。
そして──期日前投票という盲点
便利な制度ではありますが、構造的に見てみると:
- 事前に投票される分、開票前の保管と管理が重要になる
- 投票所によって管理体制が異なる可能性がある
- 不正ではなくとも“確認しづらい仕組み”になっている点がある
つまり、期日前投票こそ「監視の目が薄くなりやすい工程」なのではないか。 そこに注意が向きにくくなる設計自体が、制度の隠れた弱点かもしれません。
本当に、何を隠しているんですか
鉛筆の話じゃない。 ペンがいいとか鉛筆がダメとか──そんなデマを拡散して何を隠そうとしているのか。
票の扱い方、制度の監視、判断の曖昧さ それらが見えにくいまま、噂ばかりが前に出る。
そして私たちは、いつの間にか “問いを持つことすらできない仕組み”の中に立たされているのかもしれません。
それが、悔しいんです。







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