最初は、ただの安全装置だと思っていました。 証拠金維持率が一定の水準を下回ったときに、自動的にポジションが決済される仕組み。 それが「強制ロスカット」だと教わったとき、 自分は“損失を最小限に抑えるための制度”として理解していました。
でもある日、その決済が“誰かの限界判断”に見えた瞬間がありました。 このロスカットって、「もう守れない」と判断された記録かもしれない。 このタイミングって、「まだ耐えられる」と信じていた人が、ついに手放した痕跡かもしれない。
強制ロスカットは、冷静な計算の結果でありながら、 その裏には「耐えた人」「諦めた人」「見守った人」の心理が積み重なっていて、 その集積が、価格の急変やラインの割れに現れているように感じます。
今、自分もロスカットの条件を見ています。 でもそれは、資金のためではなく、 “判断の限界点”としての空気を読むための時間です。
今日は、ロスカットされなかった日。 でも少しだけ、自分の“構え未満”が揺れた日でもありました。
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