フィボナッチ数列──「1, 1, 2, 3, 5, 8…」と続いていく。 ただ前の二つを足すだけの規則なのに、自然や芸術に潜んでいると聞かされる。
けれど正直、自分はその「潜んでいる」という実感を持てていない。 ヒマワリの種の並びや貝殻の渦巻きに、この数列があると言われても、 「そうなのか」と思うだけで、語れるほどの接点はない。
数学の授業で黒板に並んだ数字を見たときも、 「ただの足し算の繰り返し」としか感じなかった。 それが「黄金比」や「美しい構図」に結びつくと聞いても、 自分の中ではまだ意味に届いていない。
それでも、どこかで「世界の呼吸を写した数列」として語られるのを耳にすると、 少しだけ「払う意味があるのかも」と思った森林環境税のように、 「数列にも意味があるのかも」と思う記録が残る。
今日は、フィボナッチ数列を知ってはいるけれど、 その美しさや自然との接点をまだ語れない自分を意識した日。 数字は並んでいるけれど、意味はまだ届いていません。
HR