レーダーチャートは、複数の項目を一つの図で比較できるグラフの一種です。主に評価や分析の場面で使われ、視覚的にバランスや傾向を把握するのに役立ちます。
レーダーチャートの語源
「レーダー(radar)」は本来、電波を使って物体の位置や距離を測定する技術を指します。レーダーチャートの名称は、放射状に広がる形状がレーダー画面に似ていることから名付けられました。英語では「Radar Chart」や「Spider Chart(クモの巣グラフ)」とも呼ばれます。
レーダーチャートが有用な場面
- 複数の評価軸を同時に比較したいとき
例:製品Aと製品Bの性能比較(価格、速度、耐久性など) - バランスを視覚的に把握したいとき
例:チームメンバーのスキル分布、自己評価と他者評価の比較 - 傾向や偏りを直感的に見たいとき
例:アンケート結果の傾向、マーケティング分析
レーダーチャートが向かない場面
- 項目数が多すぎるとき
線が重なりすぎて読みにくくなります(目安:6〜8項目程度まで) - 項目間に意味のある順序がないとき
放射状に並べることで、隣接項目に意味があるように見えてしまうことがあります - 数値の絶対値が重要なとき
面積や形に引っ張られてしまい、数値の正確な比較が難しくなることがあります
まとめ
レーダーチャートは、複数の項目を一目で比較できる便利なグラフです。バランスや傾向を視覚的に把握したい場面では有効ですが、項目数や順序、数値の扱いには注意が必要です。

HR