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守ることが炭素になる午後──植えるより残す粒度に立ち止まった日

Particles(軽い雑談)
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「植林するより、既存の森林を守るほうが炭素を多く固定できる」 ──そう語られる午後には、“木を切らない空気”が立ち上がっていたように思います。

伐採後に苗木を植える植林は、 確かに二酸化炭素の吸収源になります。 でも、すぐには吸収量は増えません。 木が育つまでには時間がかかり、 一度切ったことで炭素が大気に漏れてしまうリスクもあるからです。

一方、既存の成熟した森林は、 ・太い幹や根に炭素を抱え ・土壌にまで吸収された炭素を蓄え ・長期にわたって炭素を固定する力を持っています。

「苗木を植えることは、20〜30年先の炭素計算になる」 「今ある森を守る方が、炭素の設計温度としては高い」 そんな声が、国際的な研究でも浮かび上がってきています。

もちろん、荒廃地の再生としての植林は有効です。 でも、炭素という粒度だけで見れば、 切るより守る方が、空気の設計として優しい。

守ることが、炭素になる午後。 私はそれを、“残す選択に立ち止まった日”として記憶しました。

HR


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