プログラミングしているときにふと、 「累積って英語で何て言うのかな」 と気になって手が止まることがあります。
日本語では自然に使っているのに、 英語にしようとすると急に曖昧になる言葉のひとつが 「累積」 です。
調べてみると、最も一般的で、技術文書でも金融でも自然に使われるのが cumulative でした。
cumulative の発音について
まずは発音から確認してみます。
- cumulative 発音:キューミュレイティブ IPA:/ˈkjuː.mjə.lə.tɪv/ または /ˈkjuː.mjə.leɪ.tɪv/
ポイントは最初の cu = キュー です。 「クミュ」ではなく キューミュ と滑らかにつながるのが英語らしい音になります。
音の流れとしては、
- kjuu(キュー)
- myu(ミュ)
- la(ラ)
- tiv(ティブ)
と区切ると発音しやすいと感じました。
cumulative の意味を丁寧に見てみる
英英辞典では、だいたい次のように説明されています。
- increasing gradually as more of something is added (何かが追加されるたびに徐々に増えていく)
- formed by the addition of successive parts (連続した要素が積み重なって形成される)
つまり cumulative は、 「足し算の結果として積み上がっていくもの」 というニュアンスを持っています。
日本語の「累積」とほぼ一致する感覚です。
金融・FXの文脈での “cumulative”
FXの世界では、累積損益や累積リターンを扱うことが多いので、 cumulative はよく登場します。
- cumulative profit/loss(累積損益)
- cumulative return(累積リターン)
- cumulative drawdown(累積ドローダウン)
特に cumulative P/L は海外のトレード系ブログでもよく見かける表現です。
技術系の文脈での “cumulative”
技術文書でも cumulative は頻出です。
- cumulative error(累積誤差)
- cumulative distribution(累積分布)
- cumulative update(累積アップデート)
Windows Update の “cumulative update” は、 技術者には馴染みのある単語かもしれません。
accumulated との違いについて
似た単語に accumulated があります。
- accumulated → すでに積み上がった結果
- cumulative → 積み上がっていくプロセスを含む
たとえば、
- accumulated snow(積もった雪)
- cumulative snowfall(降雪が積み重なっていく量)
というように、微妙ですがニュアンスが異なります。
まとめ:迷ったら “cumulative” が最も自然

累積を英語にしたいとき、 技術文書でも金融でも自然に使えるのは cumulative でした。
- 累積損益 → cumulative P/L
- 累積リターン → cumulative return
- 累積誤差 → cumulative error
- 累積アップデート → cumulative update
「積み上がっていく」という日本語の感覚に一番近い単語だと感じます。

HR