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イタリア・ボローニャ地方──赤い屋根に沈む学問と煮込まれた記憶の街

Particles(軽い雑談)
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イタリア・ボローニャ地方という語に触れたとき、それは、エミリア=ロマーニャ州の州都として、赤い屋根の街並みが静かに煮込まれていくような構造として立ち上がります。


制度としては、交通の要衝であり、学問の都であり、美食の都市でもあるボローニャ。語感としては、「ラ・ドッタ(学問)」「ラ・グラッサ(美食)」「ラ・ロッサ(赤)」という三重の呼び名が、都市の粒子をゆるやかに包み込んでいます。


マッジョーレ広場にはアーチ型の列柱とカフェが並び、ネプチューンの噴水やサンペトロニオ大聖堂が、中世の粒子を今も静かに記録しています。


ボローニャ大学は1088年創立、西欧最古の大学とされ、ペトラルカ、ダンテ、ガリレオの記憶が、街の石畳に沈んでいます。


斜塔(アシネッリとガリセンダ)は傾いたまま立ち続け、ポルティコ(アーケード)は雨の日の傘を不要にする設計。それは、「通過される粒子の交差点」として、観光と生活の境界を曖昧にしています。


今日は、「イタリア・ボローニャ地方」という語に触れて、制度と語感、そして煮込まれた記憶の街の粒子を記録した日です。語れるほどではありませんが、赤い屋根に沈む揺らぎとして、その余白をそっと残しておきたいと思います。

HR


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