FXには、成行(なりゆき)、指値(さしね)、逆指値(ぎゃくさしね)──という3つの基本的な注文方法があります。 それぞれに“選び方”があるはずなのに、注文を出す瞬間って、だいたい自分が揺れている。
成行注文は、「今すぐ取引したい」気持ちの表れ。 価格は関係なく、ただ“今しかない”という焦りや直感でボタンを押す。 でもその瞬間、ほんとうは“自分が何を見ていたか”は置き去りになっている。
指値注文は、「この価格なら納得できる」という基準を設定した選択。 でも、その納得は“あとで後悔しないための予防線”にも見えてくる。 動いてほしいけど、動きすぎないでほしい──そんな都合を刻んだ価格。
逆指値注文は、「これ以上進むなら諦める」と決めた境界線。 まだ期待していた部分を、自分で消す準備のようにも感じる。 “損切り”じゃなく、“気持ちの折り合い”をつけるための操作。
どの注文にも、 “その時の自分の迷い方”がにじんでいると思う。 価格じゃなくて、“この注文を出した気分”のほうが、あとで読めるチャートになる。
今日は、成行で入ったあと、 「ほんとうは待ちたかったのかも」と思ってしまった日でした。 その記録が残れば、次に注文を出すとき、少しだけ自分の揺れ方を読める気がします。
HR