「広告代理店」と聞くと、 テレビCMやポスター、キャンペーンの華やかな世界を思い浮かべます。 でも、博報堂という語に触れたとき、 その印象は少しだけ揺れました。
博報堂は、1895年創業の日本を代表する広告会社です。 電通と並ぶ二大巨頭として知られ、 マーケティング、クリエイティブ、PR、ブランドコンサルティング、 そして生活者発想を軸にした社会設計まで── その領域は、広告という語では語りきれないほど広がっています2。
博報堂は、広告を「伝える手段」ではなく、 「社会の構造に触れる装置」として扱っているように感じます。 生活者の視点、感情の粒度、語感の揺らぎ── それらを設計することで、企業と社会の距離を調整している。
でも、その構造は語られにくい。 広告は目立つけれど、設計は沈んでいる。 制度としては整っている。 でも、語感としては“届かない”印象が残る。
今日は、「博報堂とは」という語に触れて、 広告という語の奥に沈んでいた構造に気づいた日です。 語れるほどではないけれど、 その違和感を、記録として残しておきたいと思いました。
HR