FXの世界で「メジャーカレンシー」と呼ばれる通貨群。 米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフラン──それらは確かに“主要”と呼ばれるにふさわしい存在です。 しかし、その数は5つとも、6つとも、7つとも言われることがあります。なぜでしょうか?
よく挙げられるメジャーカレンシー
| 通貨名 | 通貨コード |
|---|---|
| 米ドル | USD |
| ユーロ | EUR |
| 日本円 | JPY |
| 英ポンド | GBP |
| スイスフラン | CHF |
| カナダドル | CAD |
| 豪ドル | AUD |
この7つが「メジャー」とされることもあれば、AUDやCADが外されて「5種」とされることもあります。
境界が揺れる理由
- 定義が存在しない:メジャーカレンシーは、国際的な公式分類ではなく、市場慣習的な呼称にすぎません。
- 取引量の違い:AUDやCADは流動性が高いものの、市場の中心性では議論が分かれることがあります。
- 視点の違い:銀行、証券会社、教育コンテンツ──それぞれの立場で「メジャー」の基準が異なる。
まとめ:数ではなく“重さ”で捉える
メジャーカレンシーの数は、固定されたものではなく、流れの中で揺らぐもの。 それは通貨の“重さ”や“頻度”のようなもので、数字で割り切れるものではないのかもしれません。 FXの世界において、「何がメジャーか」を考えることは、市場の構造そのものを見つめ直すことにつながるのかもしれません。

HR