ロスカットが続くとき、 相場はまるで出口のない部屋のように感じます。 どこへ動いても逆に行き、 切れば戻り、 また入ればまた逆へ向かう。 その繰り返しが、 静かに心を削っていきます。
「ロスカット地獄」という言葉は強いけれど、 実際の現場はもっと淡々としていて、 もっと個人的です。
チャートはただ動いているだけなのに、 自分だけが取り残されているような感覚。 判断が遅いのか、 流れを読めていないのか、 それとも、ただ“今の相場と合っていない”だけなのか。 理由は分からないまま、 損失だけが積み重なっていく。
ロスカット地獄のときは、 相場が敵に見えるけれど、 本当は誰も自分を狙っていない。 ただ、 多数派の流れと自分の判断が 噛み合っていないだけ。
その事実に気づくと、 少しだけ呼吸が戻ります。
ロスカット地獄は、 負けを積み上げる時間ではなく、 “今の自分がどこに立っているのか”を 静かに教えてくれる時間なのかもしれません。
今日はその小さな観察を ひとつ置いておきます。
HR