キャリートレードという言葉に触れたとき、まず思い浮かぶのは金利差です。低金利通貨で借り、高金利通貨で運用する。その差が利益になる──そう説明されることが多いです。
でも、キャリートレードは単なる利ざやではありません。それは、“構えが滞留する場所”として記録される構えです。金利の差に納得した構えが、時間の中にとどまり続ける。その滞留が、キャリーという温度を生みます。
この構えは、すぐに結果を求めるものではありません。むしろ、“構えが崩れない限り続ける”という姿勢です。だからこそ、為替の急変や政策の転換に弱く、構えが一気に崩れることもあります。
キャリートレードは、通貨ペアの選び方だけでなく、“構えの持続力”が問われる記録です。豪ドル円、NZドル円、メキシコペソ円──それぞれに、滞留の濃度が違います。金利差ではなく、“構えの居心地”が選ばれているのです。
今日、キャリートレードという言葉を見ただけの日。でもそれは、利回りの確認ではなく、“構えの滞留”に気づいた日でもありました。
キャリートレードは、金利差の戦略ではなく、“構えがとどまるための記号”です。


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