ドコモSMTBネット銀行という名前には、 どこか新しい響きと、少しの戸惑いが混ざっています。 住信SBIネット銀行として長く使われてきた名前が変わるだけで、 同じサービスのはずなのに、 印象が静かに揺れるように感じます。 その揺れは、名前が持つ力なのかもしれません。
ネット銀行は、 窓口がないという特徴ゆえに、 名前の変化が生活の中で強く意識されることは あまりありません。 アプリの色が少し変わるとか、 ログイン画面のロゴが新しくなるとか、 そうした小さな変化が積み重なって、 新しい名前がゆっくり馴染んでいきます。
ドコモSMTBネット銀行という名称には、 企業の連携や再編の気配が含まれています。 けれど、利用者の視点から見ると、 その気配は日常の中でほとんど音を立てません。 振込も残高確認も、 昨日と同じように静かに行われる。 その静けさが、 ネット銀行という仕組みの特徴なのだと思います。
名前が変わるとき、 私たちはその理由よりも、 変わった後の“使い心地”を確かめます。 アプリが問題なく動くか、 手続きが滞りなく進むか。 そうした実感の積み重ねが、 新しい名前をそっと受け入れていく。 その受け入れ方は、 とてもゆるやかで、 とても日常的です。