「UI銀行(ユーアイぎんこう)」。
「東都銀行」の歴史を調べているときに初めてこの名前を見かけたのですが、最初は「UI銀行という種類かな?」と勘違いしてしまいました。
ネット銀行自体は私も日頃から使っているので、「店舗を持たないデジタルな銀行」という存在には驚きません。ですが、このUI銀行の仕組みや背景を掘り下げてみると、一般的なネット銀行とは少し違った「へぇ!」と思えるポイントがいくつもありました。
今回は、ネット銀行ユーザーの視点から「何が他と違って面白かったのか」をまとめてみます。
完全に「スマホ専用」という割り切り(PCブラウザ非対応)
普通のネット銀行(楽天銀行やドコモSMTBネット銀行など)って、スマホアプリはもちろん、パソコンのウェブブラウザからマイページにログインして振り込みや残高確認ができますよね。
ところが、UI銀行はパソコンからのログインや取引に一切対応していません。
完全に「1台のスマホアプリ」の中だけで口座管理から取引までを完結させる設計 になっています。
「スマホ専用銀行(デジタルバンク)」と呼ばれる理由はまさにここで、PC版のWEBサイトを最初から作っていないという割り切り方に「今どきの銀行だなぁ」と驚かされました。
ネット銀行なのに「地銀のリアル店舗」で相談できる
もうひとつユニークなのがその立ち位置です。
UI銀行は、首都圏の大手地銀グループである「東京きらぼしフィナンシャルグループ」が設立した銀行です。
そのため、普段はアプリ完結のネット銀行として使いつつも、アプリの操作で困ったときやローンの相談などをしたいときは、なんと「きらぼし銀行」のリアル店舗の窓口でサポートが受けられる というハイブリッドな仕組みになっています。
「店舗を持たないことでコストを下げて金利や手数料に還元する」というネット銀行のメリットを生かしつつ、困ったときはリアル店舗に駆け込める安心感があるのは、従来のネット専業銀行にはない面白い特徴でした。
実は昭和の「東都銀行」から続く歴史の最新形
そして一番の「へぇ!」ポイントだったのが、歴史のルーツです。
かつて昭和の東京に実在していた「東都銀行」。この東都銀行の変遷を辿っていくと、次のような歴史があります。
「UI銀行」という横文字の今風な名前ですが、その背景には昭和の東都銀行から続く半世紀以上の歴史がしっかり流れているわけです。
まとめ

ネット銀行を使い慣れている人からすると、「店舗がない」こと自体には特に驚きはありません。
ですがUI銀行の場合、「PC非対応でスマホアプリ特化」という割り切り と、「裏側に実店舗と『東都銀行』からの歴史がある」という安心感のギャップがとても新鮮で面白く感じました。
何気なく知った銀行名でしたが、裏側を調べてみると現代の金融の進化や歴史のつながりが見えてきて、いい発見になりました。
